Hungama 2

 ヒンディー語映画界において「コメディーの帝王」と称される監督は何人かいるが、プリヤダルシャンはその一人である。1980年代は専らマラヤーラム語映画を撮っていたが、1990年代になるとヒンディー語映画も撮り始め、2000...

Toofaan

 ヒンディー語映画界においてスポーツ映画は既に確立されたジャンルである。インドでもっとも人気のスポーツであるクリケットが題材になることが多いが、それ以外のスポーツも取り上げられている。その中でもよく映画になるのがボクシン...

Coolie No.1 (2020)

 ヒンディー語映画界で「コメディーの帝王」の名を恣にする監督の一人デーヴィッド・ダワンは、1990年代から2000年代にかけて、毎年のように映画を作り、多くのヒット作を飛ばして来た。2010年代に入り、かつてほどのペース...

Made in China

 隣り合う二大国であるインドと中国は国境紛争を抱えており、1962年には戦争もしている。また、中国は、インドと犬猿の仲であるパーキスターンの全天候型パートナーでもある。そんなこともあって二国間関係は必ずしも良好ではないが...

Uri: The Surgical Strike

 2016年は印パ関係にとって重要な年であった。1月に4名のテロリストがパンジャーブ州のパターンコート空軍基地に侵入し、7名の兵士が殺された。9月にはさらに4名のテロリストがジャンムー&カシュミール州(当時)のウリー陸軍...

Manto

 サアーダト・ハサン・マントー(1912-55年)はウルドゥー語小説作家の巨匠である。英領インドに生まれ、ボンベイで作家として名声を獲得し、1947年の印パ分離独立後にパーキスターンに渡った。社会の闇や人間の暗黒面を赤裸...

Sanju

 日本で劇場一般公開されたインド映画の中で、品質と興行成績の2点においてもっともバランスよく高評価を得たのは、「3 Idiots」(2009年/邦題:きっと、うまくいく)であろう。この作品はインド映画の最高峰のひとつであ...

Tiger Zinda Hai

 サルマーン・カーン主演の大ヒット映画「Ek Tha Tiger」(2012年)は、インドの対外諜報機関RAWのエージェント、タイガーが主人公のスパイ映画であった。日本でも「タイガー 伝説のスパイ」の邦題と共に公開された...

Welcome Back

 2007年に「Welcome」というコメディー映画が公開された。監督は「Singh Is Kinng」(2008年)などのアニーズ・バーズミー。この監督は好んでコメディー映画を作っているが、ヒンディー語映画界で「コメデ...

Dharam Sankat Mein

 インドにおいて宗教は人間としての生き方そのものであり、宗教のない人間は人間ではないとまで言える。人間は何らかの宗教に属していることが前提であり、宗教を信じるか信じないかではなく、どの宗教を信じるかが関心事である。近代イ...

Himmatwala

 ヒンディー語映画の暗黒時代は1980年代とされている。テレビやビデオの普及により中上流層が映画館に足を運ばなくなり、映画はテレビやビデオを買うことができない貧困層をターゲットにしなければ売れなくなってしまった。その上、...

Table No.21

 2013年のインディアン・フィルム・フェスティバル・ジャパン(IFFJ)では数本の映画しか鑑賞できなかったのだが、その中で唯一娯楽映画の範疇に含めることができるのが、2013年1月4日公開の「Table No.21」で...