Vaathi (Tamil)

 中国を抜いて世界一の人口を抱える大国になったとされるインドでは、若い人口も多く、その分、受験戦争も熾烈だ。インドの教育は伝統的にエリート教育に重きを置いており、国際的に活躍する優れた人材を多く輩出する一方で、国民全体の...

Atrangi Re

 現在、ヒンディー語映画界でもっとも勢いのある映画監督・プロデューサーが、アーナンド・L・ラーイである。「Tanu Weds Manu」(2011年)、「Raanjhanaa」(2013年)、「Zero」(2018年)な...

Shamitabh

 Rバールキー監督はアミターブ・バッチャンの大ファンのようで、彼のこれまでの作品には必ずアミターブが出演している。「Cheeni Kum」(2007年)と「Paa」(2009年)である。しかも、どちらの作品でも彼は変則的...

Kaaka Muttai (Tamil)

 2014年9月5日にトロント国際映画祭でプレミア上映され、インドでは2015年6月5日に一般公開されたタミル語映画「Kaaka Muttai(カラスの卵)」は、ピザに憧れるスラム街出身の少年たちの物語である。日本では「...

Velaiilla Pattadhari (Tamil)

 現代インドの明るい側面が日本で紹介されるとき、必ず触れられるのが名門インド工科大学(IIT)の狭き門と、そこから輩出される無数の有能な理系人材のサクセスストーリーだ。確かにインドは理数系人材の育成に力を入れており、エン...

Raanjhanaa

 話を作ることにかけてはインド人の右に出る者はいないという程で、インド人と接していると、よくも皆いろいろな場面でいろいろな言い訳が出て来るものだと感心する。この点については階層の差も何もない。その影響が必ずあるのだろう、...

3 (Tamil)

 YouTube黎明期、インドでもっとも早く全国的にバイラルになったYouTube動画が「Why This Kolaveri Di」であった。この曲は2012年3月30日公開のタミル語映画「3」の挿入歌であったが、映画公...