Ponniyin Selvan: Part 2 (Tamil)

 テルグ語映画「Baahubali」シリーズ(2015年/2017年)の大ヒットを受け、切磋琢磨するタミル語映画界も、負けじと巨匠マニ・ラトナム監督とオールスターキャストによる壮大なスケールの叙事詩的映画を送り出してきた...

Ponniyin Selvan: Part 1 (Tamil)

 2022年9月30日公開のタミル語映画「Ponniyin Selvan: Part 1(PS-1)」は、テルグ語の世界的大ヒット映画「Baahubali: The Beginning」(2015年/邦題:バーフバリ 伝...

Fanney Khan

 多くの人が認める通り、インド映画の最大の特徴は歌と踊りである。そうであるが故に、歌や踊りがいかにストーリーと調和し、ストーリーを盛り立てているかは、重要な評価ポイントとなる。優れた歌や踊りでクライマックスを迎える映画は...

Ae Dil Hai Mushkil

 カラン・ジョーハルは「Kuch Kuch Hota Hai」(1998年)で監督デビューした後、常にヒンディー語娯楽映画の中心にいた。しかし、業界内におけるその圧倒的な存在感とは裏腹に、彼の監督としての才能には常々疑問...

Sarbjit

 かつて、印パ国境はかなりルーズで、壁や金網などなく、知らずに相手の国へ入って逮捕されてしまうことがあったようだ。パンジャーブ州タラン・ターラン県ビキーウィンド村に住んでいたサラブジート・スィンもその一人で、1990年に...

Jazbaa

 インド映画はプロデューサーの力が強く、監督や俳優が本当に自分の作りたい映画を作れるようになるのは、プロデューサーを兼業できるほど経済力が付いたときになる。元ミス・ワールドで、1990年代から2000年代のヒンディー語映...

Guzaarish

 ヒンディー護映画界においてサンジャイ・リーラー・バンサーリー監督は特にその映像美で知られている。日本において「ミモラ」の邦題で一般公開されたことのある「Hum Dil De Chuke Sanam」(1999年)も非常...

Action Replayy

 「Golmaal 3」(2010年)に引き続き、ディーワーリー週の2010年11月5日公開の新作ヒンディー語映画「Action Replayy」を観た。この映画の監督はヴィプル・アムルトラール・シャーである。この監督は...

Robot

 インド初のSF映画は、一般にはリティク・ローシャンの人気を不動のものとした「Koi… Mil Gaya」(2003年)とされている。インド映画がハリウッドばりのSF映画を作ったと聞いて、とんでもないゲテモノ映画になって...

Raavan

 6月中旬から日本に一時帰国していた。その間公開された新作ヒンディー語映画の中でもっとも重要な作品が2010年6月16日公開のマニ・ラトナム監督「Raavan」であった。

Sarkar Raj

 2008年5月20日~6月10日まで日本に一時帰国していた。日本に帰るといつも留守中に封切られた映画が気になってしょうがないのだが、今回は新規に立ち上がったクリケットリーグであるインディアン・プレミア・リーグ(IPL)...

Jodhaa Akbar

 2008年最初の期待作は何と言っても歴史ロマンス「Jodhaa Akbar」であった。当初は2007年公開予定だったが、度々公開日が延期され、結局ヴァレンタインデー・シーズンの2008年2月15日に全世界一斉公開される...