Amar Singh Chamkila

 米国では「ボヘミアン・ラプソディ」(2018年)、「ロケットマン」(2019年)、「エルヴィス」(2022年)など、ミュージシャンの伝記映画が盛んに作られている。ヒンディー語映画界でもかなり前から伝記映画の流行が見られ...

Ae Watan Mere Watan

 2024年3月21日からAmazon Prime Videoで配信開始された「Ae Watan Mere Watan(ああ祖国よ、我が祖国よ)」は、英領インド時代に当局の目を盗んでラジオ局を立ち上げ、全国のインド人に自...

UPSC

 2000年問題以来、インドが国際的に「IT大国」のイメージを確立する中で、IT産業を支えるITエンジニアはインド人に人気の職業として日本のメディアに取り上げられることが多くなった。それに伴い、多数の優秀なITエンジニア...

Murder Mubarak

 2024年3月15日からNetflixで配信開始された「Murder Mubarak(殺人おめでとう)」は、インド人作家アヌジャー・チャウハーン作のミステリー小説「Club You To Death」(2021年)を映...

Shaitaan

 2024年3月8日公開の「Shaitaan(悪魔)」は、相手を言いなりにしてしまう黒魔術を主題にしたホラー映画である。過去に「Shaitan」(2011年/邦題:サタン ~悪魔の通り道~)という映画があり、題名の意味は...

ラギング

 インドの学園モノ映画を観ていると、しばしば上級生が新入生に対し理不尽な行動を取らせているシーンに出くわす。集められた新入生が先輩たちの命令により裸にさせられたり、芸をさせられたり、異性に告白をさせられたりする。これはイ...

Article 370

 2014年から中央政府の政権を握るナレーンドラ・モーディー首相は剛腕の政治家として知られ、前代未聞の大胆な政策をいくつも実行してきた。賛否両極端な政治家であるが、その実行力の高さは誰も否定できない。

アヨーディヤー問題

 2024年1月22日(月)、ウッタル・プラデーシュ州アヨーディヤー(Ayodhya)に建立中のラーム生誕地寺院(Sree Ram Janmabhoomi Temple)にて、ナレーンドラ・モーディー首相主宰の下、ラーム...

ラブ・ジハード

 「ジハード」というアラビア語の単語は、2001年の9/11事件以降、急速に世界中に広まった。日本語でもそのまま「ジハード」で通用するようになって久しいが、「聖戦」と訳されることも多い。世間の一般的な認識では、イスラーム...

Bhakshak

 「Writing with Fire」(2021年/邦題:燃えあがる女性記者たち)は、スマートフォンを使って報道を行うダリト女性たちを取り上げたドキュメンタリー映画だった。それとよく似たタイプのフィクション映画が202...

Teri Baaton Mein Aisa Uljha Jiya

 ヒンディー語映画界でSF映画が作られるようになり始めたのは「Koi… Mil Gaya」(2003年)辺りからであるが、SF映画の中でもロボット映画はそれほど果敢に開拓された分野ではない。「Love Sto...

Fighter

 トム・クルーズ主演の米映画「トップガン マーヴェリック」(2022年)はインドでも大ヒットし、ヒンディー語映画界では早速インド版「トップガン」を作ろうとする動きが出始めた。まず公開されたのはカンガナー・ラーナーウト主演...