挨拶

 多宗教国家インドでは宗教ごとに挨拶が異なる。ヒンディー語映画音楽を通して、それらの挨拶をマスターしよう。

ヒンドゥー教徒

 全人口の8割を占めるヒンドゥー教徒の代表的な挨拶は「ナマステー」。「あなたを敬います」という意味。両手を胸の前で合わせて軽く会釈しながら「ナマステー」と言うのが一番丁寧な方法である。

Salaam Namaste「Salaam Namaste」(2005年)

 他に、「ナマスカール」、「プラナーム」、「ラーデー・ラーデー」、「ハリ・オーム」、「ハル・ハル・マハーデーヴ」など、多数の挨拶がある。

イスラーム教徒

 全人口の1.4割を占めるイスラーム教徒の挨拶は「アッサラーム・アライクム」。「あなたに平安あれ」という意味。その言葉への返しは「ワライクム・サラーム」となる。

Assalaam Vaalekum「Aap Kaa Surroor」(2007年)

 他に、「アーダーブ・アルズ・ハェ」という挨拶もある。「あなたを敬います」という意味になる。軽くすぼめた右手を、相手に甲を見せながら顔の前に下から持って行く動作を伴う。

Wallah Re Wallah「Tees Maar Khan」(2010年)

スィク教徒

 スィク教徒の人口は多くないが、頭にターバンを巻き、髭をたくわえた外見はよく目立つ。スィク教徒の代表的な挨拶は「サト・スリー・アカール」。その前に「ジョー・ボーレー・ソー・ニハール」という言葉を付けることもある。それぞれ、「この言葉を唱える者は祝福される」「時間を超越せし不滅の神が真実なり」という意味。

Jo Bole So Nihaal「Jo Bole So Nihaal」(2005年)