Nayak

3.5

 最近火曜日は映画を観る日にしている。学校が休みだし、平日なので映画館が混んでいない。2001年9月7日公開の新作映画「Nayak」を観に行った。コンノートプレイスの映画館オデオンでやっていた。以前「Yaadein」を観た映画館だ。12時か12時半から始まるかと思っていたが、行ってみると11時45分からだった。でも早めに着いたのでちょうどよかった。やはり平日の初回なのでチケットは簡単に買えた。リアストールで60ルピーだった。

 「Nayak」は副題「The Real Hero」の通り「Hero」とか「Leader」という意味である。監督はシャンカル。主演はアニル・カプールとラーニー・ムカルジー。その他、スシュミター・セーン、アムリーシュ・プリー、ジョニー・リーヴァルなどが出演している。いったいどんな映画かと思ったが、大味なストーリーとマトリックスばりの格闘シーンが売りのインド人好みの映画だった。アニルはテレビ局のカメラマンだったのだが、ボンベイで起こった大規模な暴動を命がけでレポートして株を上げ、チーフ・レポーターの地位まで登りつめる。そこで巡ってきた仕事が、マハーラーシュトラ州の州知事(アムリーシュ)へのインタビューだった。この州知事アムリーシュが悪役である。生放送の番組中、アニルは先に起こった暴動中に関してアムリーシュを厳しく糾弾する。窮地に立たされたアムリーシュは起死回生の発言をする。それは、アニルに1日だけ州知事の仕事を任せるということだった。実際に州知事をやってみればどれだけ大変か分かるだろうということだった。アニルは承諾し、1日州知事の職に就く。その途端、不正をしていた人々を次々に解雇し、庶民の声を聞いて善政を敷く。アニルは人々に慕われる存在となるが、その1日が終わると今度はアムリーシュたちに命を狙われる身となる。アニルは人々に推されて実際に州知事の職に就くが、アムリーシュの手下から何度も襲撃を受け、家を破壊され、両親を殺され、数々の嫌がらせを受ける。最後はアニルがアムリーシュをだまし討ちする形で倒す。政治家になるとどうしても汚いことをしなくてはならなくなる、という暗黙の不文律を最後の最後で観客に突きつけており、なかなかラストとして味があった。ラーニーとの恋愛はちょっとオマケっぽかった。


https://www.youtube.com/watch?v=SoWy7IJK_00