Gadar: Ek Prem Katha

4.0

 2001年6月15日公開のヒンディー語映画「Gadar」をやってる映画館に行ってみた。6時半からの回がちょうど始まるところだった。もうチケットは売り切れていたが、ダフ屋からバルコニー席を買った。インドの映画館は完全指定席制で、座席の位置によって値段が違う。一番安いのは1階の1番前の席で、1番高いのは2階席(バルコニー席)である。バルコニー席の原価は62.5ルピーだったが、僕はダフ屋の言うがまま100ルピーも払ってしまった。後からちょっと後悔した。おそらく70ルピーくらいが正しいダフ屋チケット料金だろう。

 「Gadar」は1947年のインド・パーキスターン分離独立時のラブ・ロマンスである。スィク教徒のサニー・デーオールとイスラーム教徒のアミーシャー・パテールは学校の教師、生徒の関係であり、サニーの方がアミーシャーに淡い恋心を抱いていた。ところがインドとパーキスターンが分離独立し、ヒンドゥー教徒やスィク教徒がインドに流れ込み、イスラーム教徒がパーキスターンに流れ込むという大混乱が起こってしまった。その混乱の中でアミーシャーは両親と離れ離れになってしまい、サニーに保護されることになる。そしてやがて二人は宗教を越えて結婚し、子供もできた。ところがアミーシャーは偶然両親がパーキスターンで生きていることを知り、単身両親のもとへ飛ぶことになった。両親との再会を喜ぶアミーシャーだったが、親はアミーシャーを二度とインドに帰そうとしなかった。帰って来ないアミーシャーを連れ戻すため、サニーは息子と共にパキスタンに乗り込み、アミーシャーを奪い、列車を爆走させてインドへひたすら向かった。最後には両親もアミーシャーもサニーも和解したように見えたのだが、そこら辺は曖昧なまま終わってしまった。それから二人がどうなったのかよく分からない。けっこうシリアスな題材でインド映画っぽくなかったが、面白かった。